Elis進展 #10 そろそろα版

そろそろα版をリリースします。

α版リリースの意図

OSSでα版も何もなくね? って感じですが、今リリースしたい理由があります。

ふつうのMacでのパフォーマンスを知りたい

僕が使っているMacは現行のiMac(24インチ、Core2Duo 2.93GHz、GeForce GT 120)です。コンシューマ向けモデルでは上から二番目のスペックです。
このMacを使っている限りはElisが重いとは思わないんですが、性能がふつうのMacでどう感じるかはわかりません。

場合によっては今の富豪的なコード*1を書き直さないといけないので、なるべく早く他のMacでのパフォーマンスを知りたいです。

ソフトウェアをリリースするということはどういうことなのかを知りたい

僕は大きなソフトウェアをリリースした経験がありません。リリースした時に何が起こるか全くわかりません。
だから実際にリリースしてみて、どういうことが起こるかを見てみたいです。

客観的に見てElis Colorsはイケてるのかイケてないのかを知りたい

僕はイケてると思ってます。まだ機能も貧弱でバグもたくさんあるけれど、"楽しさ"なら他のどのソフトウェアにも負けません。

Leopardをサポートするのか切り捨てるのかを決めたい

"for Only Snow Leopard"っていう言葉にはインパクトがあります。でもGCDを使ったらむしろ遅くなってしまったり、QuickTime Xのデコーダが腐ってたりするので、Snow Leopard限定じゃなくてもいいかな? と最近思ってます。Elisは32bitだし。

でも実際にLeopardでぬるぬる動くのかはわからないので、α版の評判を見てどうするかを決めたいです。

まとめ

Elis Colorsのα版はSnow Leopard/Leopard両対応版で出します。

*1:探索が全て線形探索だったり、GC使ってたり、Cに展開できるところをしてなかったり、メモリを湯水のように使ってたり。